上野の美術館巡りや公園散策を、もっと特別な思い出にしたくありませんか?レトロな街並みが残る上野は、実は着物レンタルをして歩くのにぴったりのエリアなんです。浅草ほど混雑しておらず、落ち着いて写真撮影を楽しめる穴場として注目されています。
この記事では、上野でおすすめの着物レンタル店を6つ厳選してご紹介します。料金プランやサービス内容、実際に利用した人の口コミや評判まで徹底比較しました。初めての方でも安心して選べるように、お店ごとの特徴を整理しています。あなたにぴったりの一着を見つけて、上野の街を華やかに彩ってみましょう。
上野で着物レンタルが人気の理由とは?
なぜ今、上野での着物レンタルがこれほど注目されているのでしょうか?実は、観光地としての魅力と着物というファッションが、驚くほどマッチするエリアだからなんです。単なる観光スポット巡りとは一味違う、上野ならではの着物散策の魅力に迫ります。
1. レトロな街並みや美術館が着物に合う
上野周辺には、歴史ある建築物や美術館が数多く点在しています。西洋美術館や東京国立博物館など、重厚な建物を背景に着物で写真を撮ると、まるで映画のワンシーンのような仕上がりになります。モダンと和の融合を楽しめるのが大きな魅力ですね。
特に谷中銀座方面へ足を伸ばせば、昭和レトロな下町の雰囲気がそのまま残っています。古い喫茶店や路地裏は、着物姿が一番映える最高のロケーションです。現代的なファッションよりも、和装の方が街の空気に自然と馴染むことに気づくはずです。
2. 浅草よりも落ち着いて散策ができる
着物レンタルといえば浅草が有名ですが、あまりの人の多さに疲れてしまうこともありますよね。上野は観光客こそ多いものの、エリアが広いため比較的ゆったりと散策を楽しめます。人混みを避けて、自分たちのペースで歩けるのは嬉しいポイントです。
写真を撮る時も、他の人が写り込むのを気にせずに済みます。着慣れない草履で歩くことを考えると、自分のペースで休憩しながら回れる上野は、着物初心者にとって非常に優しいエリアだと言えるでしょう。
3. 公園やカフェなど写真映えスポットが多い
上野恩賜公園の中には、四季折々の自然があふれています。春の桜はもちろん、新緑や紅葉など、季節ごとに着物の柄を変えて楽しみたくなりますよね。不忍池のボート乗り場など、デートにぴったりなスポットも豊富です。
- 上野恩賜公園の噴水広場
- 不忍池の弁天堂
- 国立科学博物館のクジラ像前
また、上野周辺にはおしゃれな古民家カフェも増えています。着物姿で抹茶スイーツや珈琲を楽しむ時間は、日常を忘れる特別なひとときになります。歩き疲れたらすぐに休憩できるカフェが多いのも、着物散策には欠かせない条件ですね。
失敗しない上野の着物レンタル店の選び方
せっかくの着物体験ですから、お店選びで失敗したくないですよね。「思っていたのと違った」と後悔しないために、事前にチェックしておくべきポイントがいくつかあります。料金の安さだけでなく、トータルでの満足度を高めるための選び方を解説します。
1. 着物の種類やデザインの豊富さで選ぶ
お店によって、置いている着物のテイストは全く異なります。アンティーク柄が得意なお店もあれば、今どきのレース着物やパステルカラーが充実しているお店もあります。まずは自分が着たいイメージを明確にすることが大切です。
- レトロ・アンティーク柄
- レース・淡色系の今どきスタイル
- 正統派の古典柄
WebサイトやSNSで実際の利用者の写真を見ておきましょう。在庫数が多いお店なら、当日行って「着たい色がなかった」という悲しい事態も防げます。サイズ展開が豊富かどうかも、忘れずに確認しておきたいポイントですね。
2. ヘアセット込みの料金プランを確認する
表示価格が安くても、ヘアセット代が別料金で、最終的に高くなってしまうケースがあります。着物に合わせたヘアアレンジは全体の完成度を左右する重要な要素です。最初からヘアセット込みのプランを選んでおくと予算オーバーを防げます。
髪飾りが見放題のプランや、アイロンを使った本格的なアレンジが含まれているかどうかもチェックしましょう。簡単なまとめ髪だけなのか、編み込みなどの凝ったスタイルも可能なのか、事前に確認しておくと当日安心です。
3. 上野駅や観光スポットからの距離をチェックする
着物を着て草履で移動するのは、想像以上に体力を消耗します。お店から駅や目的の観光スポットまでの距離は、近ければ近いほど快適です。特に返却時のことを考えると、駅近の店舗は圧倒的に便利ですよ。
上野駅周辺だけでなく、散策したいエリア(例えば谷中方面など)に近いお店を選ぶのも賢い方法です。移動時間を短縮できれば、その分だけ観光や撮影に時間をたっぷり使えます。立地条件は、当日の疲れ具合に直結する重要な要素なんです。
口コミで評判!上野周辺のおすすめ着物レンタル店6選
ここからは、実際に上野周辺で評判の良い着物レンタル店を6つご紹介します。それぞれの店舗には独自の特徴や強みがあります。あなたのやりたいことや予算に合わせて、最適なお店を見比べてみてください。
1. 着物レンタルVASARA 上野駅前店
全国展開している大手ならではの安心感と、圧倒的な在庫数が魅力のお店です。上野駅からのアクセスも抜群で、迷わずに行けるのが嬉しいですね。手頃な価格から高級な着物まで、幅広いプランが用意されています。
| 項目 | 内容 |
| 基本料金 | 2,980円〜(ネット予約価格) |
| 特徴 | 在庫数が豊富で当日予約も取りやすい |
| サービス | ヘアセット込みプラン多数・翌日返却可 |
大手チェーンなので、着付けの技術や接客も安定しています。さらに、Web予約を活用すると割引が適用されることが多いので、事前のチェックは必須です。友達同士でもカップルでも使いやすい、万能な一軒と言えます。
2. 江戸和装工房 雅 上野店
本格的な着物体験をしたい方におすすめなのが、こちらの「雅」です。質の高い着物が多く、安っぽさを感じさせない上品な装いが楽しめます。海外からの観光客にも人気が高く、国際色豊かな雰囲気も特徴的です。
| 項目 | 内容 |
| 基本料金 | 3,500円〜 |
| 特徴 | 上質な着物が多く写真映えする |
| サービス | プロのカメラマン撮影プランあり |
少し背伸びをして、大人っぽい着こなしを楽しみたい時にぴったりです。ヘアセットの技術も高く、着物の雰囲気に合わせた提案をしてくれます。特別な日の記念に利用するのも素敵ですね。
3. 着物レンタル 谷中着物てふてふ
谷中銀座エリアを散策するなら、このお店がロケーション的に最高です。下町の風情に溶け込むような、レトロで可愛らしいアンティーク着物が充実しています。他のお店とは一味違う、個性的なコーディネートが楽しめますよ。
| 項目 | 内容 |
| 基本料金 | 4,000円〜 |
| 特徴 | 谷中エリアに特化したレトロスタイル |
| サービス | 袴やアンティーク着物が豊富 |
お店の方も親切で、アットホームな雰囲気が魅力です。コーディネートの相談にも親身に乗ってくれるので、自分だけの組み合わせを見つけられます。谷中の猫たちと一緒に写真を撮りたくなるような、素敵な着物に出会えるはずです。
4. 着物レンタル Yae
浅草エリアでも人気のお店ですが、上野方面へのアクセスも考慮して選ばれることが多いです。とにかく「可愛い」にこだわったラインナップで、若い女性からの支持が厚いです。トレンドを意識した小物使いも得意としています。
| 項目 | 内容 |
| 基本料金 | 3,800円〜 |
| 特徴 | トレンドを取り入れた可愛い着物が多い |
| サービス | ブランド着物の取り扱いあり |
友達と双子コーデを楽しんだり、インスタ映えを狙ったりするならここです。店内も明るく清潔感があり、着替えの時間からテンションが上がります。ヘアアクセサリーの種類も豊富で、選ぶのが楽しくなりますよ。
5. 浅草愛和服(上野からもアクセス良好)
上野エリアではありませんが、浅草から上野へは地下鉄ですぐ移動できるため選択肢に入ります。特にカップルプランやグループプランがお得で、大人数での利用に向いています。荷物預かりサービスなどが充実しているのも助かりますね。
| 項目 | 内容 |
| 基本料金 | 3,300円〜(キャンペーン価格等) |
| 特徴 | グループやカップルでの割引が充実 |
| サービス | 大型荷物の預かり無料など |
信頼できるスタッフが多く、着崩れしにくいしっかりとした着付けをしてくれます。上野と浅草の両方を1日で楽しみたいという欲張りなプランを立てている方には、拠点として非常に便利なお店です。
6. 梨花和服(人気のレース着物が豊富)
今、SNSで話題の「レース着物」を着たいなら、梨花和服は外せません。淡い色合いや繊細なレース素材を使った着物が大量に揃っており、ガーリーな世界観に浸れます。浅草店がメインですが、上野散策のために借りる人も多いんです。
| 項目 | 内容 |
| 基本料金 | 4,000円〜 |
| 特徴 | 若者に大人気のレース着物専門店 |
| サービス | 小物やヘアセットもトレンド重視 |
とにかく「映える」ことに特化しているので、写真撮影がメインの目的なら満足度は高いでしょう。ただし非常に人気店なので、早めの予約が必要です。自分史上最高に可愛くなれる魔法のような時間を過ごせます。
着物レンタルの料金相場はどれくらい?
着物レンタルは決して安い買い物ではないので、相場を知っておくことは大切です。基本料金以外にも、ヘアセットやオプションで追加費用がかかることが一般的です。予算オーバーにならないよう、標準的な価格帯を頭に入れておきましょう。
1. 基本的なプランとヘアセットの費用
最もスタンダードな着物レンタルプランの相場は、3,000円から5,000円程度です。この中には着物、帯、草履、バッグ、着付け代が含まれていることがほとんどです。ただし、選ぶ着物のグレードによって料金が上がるシステムのお店もあります。
| プランの種類 | 相場(目安) |
| ベーシックプラン | 3,000円〜4,000円 |
| ブランド・新作着物 | 5,000円〜8,000円 |
| 振袖・袴プラン | 10,000円〜 |
ヘアセットは、プランに含まれている場合と、別途1,500円程度かかる場合があります。最近は「ヘアセット込み」を売りにしているお店も多いので、トータル金額で比較するのが賢い方法です。安いプランを選んでも、結局オプションで高くなることもあるので注意が必要です。
2. カップルプランや学割を利用した場合
学生さんやカップルで利用する場合は、専用の割引プランを使うとかなりお得になります。カップルプランなら2人で6,000円〜8,000円程度と、別々に予約するより1,000円以上安くなることも珍しくありません。デートで使うなら絶対に利用すべきですね。
学割を使えば、通常プランから500円〜1,000円オフになるお店が多いです。学生証の提示が必要になるので、当日は忘れずに持参しましょう。浮いたお金で、上野のおいしいスイーツを食べ歩きできちゃいますよ。
3. オプション追加でかかる費用
基本セット以外の小物を追加すると、さらに可愛くアレンジできますが、その分費用もかかります。例えば、帯締めやレースの襟、お面や和傘のレンタルなどが有料オプションになっていることが多いです。一つ一つは500円程度でも、積み重なると意外な金額になります。
- 飾り紐・帯留め:500円〜
- レースインナー・襟:500円〜1,000円
- ブランドバッグ変更:500円〜
予算を決めておかないと、あれもこれもと追加したくなってしまいます。事前に「これだけは外せない」というアイテムを決めておくと、スムーズに選べるはずです。こだわりたいポイントに絞って課金するのが、賢い楽しみ方ですね。
予約から返却まで!当日の流れはどうなる?
着物レンタルをするのが初めてだと、当日の手順がわからなくて不安になりますよね。お店に入ってから出発するまで、どれくらいの時間がかかるのでしょうか。一般的な流れを把握しておけば、その後の観光スケジュールも立てやすくなります。
1. お店での受付と着物選びの時間
予約時間の5〜10分前にはお店に到着するようにしましょう。まずは受付でプランの確認や支払いを済ませます。その後、いよいよ楽しい着物選びの時間ですが、種類が多すぎて迷ってしまう人が続出します。
- 受付・荷物預け(10分)
- 着物・帯選び(15〜20分)
優柔不断な方は、ここで30分以上かかってしまうこともあります。事前にSNSでお店の着物を見て、「ピンク系がいい」「レトロ柄がいい」など、ある程度の目星をつけておくとスムーズです。スタッフさんに相談すれば、似合う色を提案してくれますよ。
2. プロによる着付けとヘアセット
着物が決まったら、専用スペースで着付けとヘアセットを行います。プロの手際は驚くほど早く、着付け自体は15分から20分程度で完了します。苦しくないように調整してくれるので、遠慮せずに「きつい」など要望を伝えましょう。
- 着付け(15〜20分)
- ヘアセット(15〜20分)
- 小物選び・仕上げ(10分)
トータルでお店に入ってから出発するまで、早くて45分、混雑時や迷う時間を含めると1時間半ほど見ておくと安心です。この時間を計算に入れずにスケジュールを組むと、後の予定が押してしまうので気をつけてくださいね。
3. 散策後の返却方法と時間の目安
楽しい散策が終わったら、指定された返却時間までにお店に戻ります。多くの店では17時〜18時頃が最終返却時間になっています。ギリギリに戻ると着替えのスペースが混雑することもあるので、少し余裕を持って戻るのがおすすめです。
- 着替え・返却確認(15分)
- 荷物の受け取り
レンタル品に汚れや破損がないか簡単なチェックを受けます。もし食べこぼしなどで汚してしまった場合は、隠さずに正直に申告しましょう。ほとんどのお店では、通常のクリーニングで落ちる程度の汚れなら追加料金はかかりません。
上野で着物映えするおすすめの撮影スポット
着物を着たら、やっぱり素敵な写真をたくさん撮りたいですよね。上野には、和装が映えるフォトジェニックな場所がたくさんあります。定番のスポットから、知る人ぞ知る穴場まで、カメラを向けたくなる場所をご紹介します。
1. 上野恩賜公園の自然と歴史的建造物
上野恩賜公園は広大で、どこを切り取っても絵になります。特に大噴水広場の周辺は開放感があり、全身のコーディネートを撮るのに最適です。背景に緑が入るだけで、着物の鮮やかさが一層引き立ちますよ。
また、公園内には「上野東照宮」のような歴史的な建物もあります。金色の社殿や並んだ灯籠は、荘厳な雰囲気で着物との相性が抜群です。鳥居の下で振り返るポーズなどは、定番ですが間違いなく綺麗に撮れる構図ですね。
2. 不忍池周辺の開放的な景色
公園の南側に位置する不忍池(しのばずのいけ)も外せないスポットです。特に夏場は池一面を覆う蓮(ハス)の葉が圧巻で、その中を走る遊歩道は最高の撮影ポイントになります。水辺の風景は、涼やかで上品な印象の写真に仕上がります。
弁天堂の赤色は、写真のアクセントとして非常に優秀です。夕暮れ時に行くと、水面に夕日が反射して幻想的な雰囲気になります。ボートに乗って、水上からいつもと違う角度で写真を撮ってみるのも面白いかもしれません。
3. 谷中銀座商店街のレトロな雰囲気
少し足を伸ばして谷中銀座商店街へ行くと、そこは昭和の世界です。「夕やけだんだん」と呼ばれる階段の上からの景色は、どこか懐かしい日本の原風景を感じさせます。商店街の看板や店構えもレトロで、ポップな着物がよく似合います。
食べ歩きグルメを片手に持った写真は、自然な笑顔が引き出せるのでおすすめです。路地裏に入れば、人通りも少なくなり、落ち着いてポートレート撮影ができます。猫がいることも多いので、運が良ければ猫とのツーショットが撮れるかもしれません。
着物散策で気をつけるべきマナーや注意点
普段着とは違う着物での行動には、少しだけコツと配慮が必要です。マナーを守ってスマートに振る舞えれば、着物美人度がさらにアップします。トラブルを避けて楽しい一日を過ごすために、知っておきたいポイントをまとめました。
1. 食べ歩きや美術館での振る舞い
上野や谷中は食べ歩きが楽しいエリアですが、着物を汚さないように注意が必要です。特にタレがかかった串物や、クリームたっぷりのスイーツは危険です。食べる時はナプキンやハンカチを胸元に当てるなど、ちょっとしたガードを心がけましょう。
美術館の中では、大きな荷物や袖が作品や展示ケースに触れないよう気を配ります。袂(たもと)を軽く手で押さえて鑑賞する姿は、とても奥ゆかしく見えますよ。静かな館内では、草履の音が響きすぎないように、すり足気味に歩くのもポイントです。
2. 着崩れした時の簡単な直し方
長時間歩いていると、どうしても着物が着崩れてくることがあります。特に多いのが、襟元が緩んだり、裾が下がってきたりすることです。でも、焦らなくて大丈夫です。簡単な直し方を知っていれば、トイレの鏡の前でサッと修正できます。
- 襟元が浮く:おはしょり(腰の折り返し部分)を下に引く
- 裾が下がる:腰紐の上から余分な生地を引き上げる
帯が苦しくなってきたら、帯と背中の間に指を入れて少し隙間を作ると楽になります。自分では直せないほど崩れてしまった場合は、近くにあればレンタル店に戻って直してもらうのが一番確実です。無理に引っ張ると悪化することもあるので注意しましょう。
3. トイレに行く時の着物の扱い方
着物で一番困るのがトイレですが、コツさえ掴めば難しくありません。個室に入ったら、まずは長い袖(袂)を帯締めや帯の中に挟み込みます。次に、着物の裾、長襦袢、肌着の順に一枚ずつめくり上げて、帯の上まで持ち上げます。
- 袖を帯に挟んで固定する
- 裾を一枚ずつ丁寧に持ち上げる
- 用を足した後は逆の手順で戻す
終わった後は、裾がめくれたままになっていないか、背中やお尻のあたりを必ず鏡で確認してください。焦らずゆっくり行うことが大切です。洋式の広い個室を選ぶと、動きやすくて安心ですよ。
当日の持ち物は?手ぶらで大丈夫?
「手ぶらでOK」と書かれているお店が多いですが、本当に何も持たずに行って大丈夫なのでしょうか?基本的には必要なものは全てレンタルできますが、持っていくと快適に過ごせる「あったら便利なもの」はいくつか存在します。
1. レンタルに含まれている基本的な小物
通常のレンタルプランには、着物、帯、長襦袢、肌着、草履、足袋、バッグが含まれています。つまり、着るために必要なものは一通り揃っています。着付けに必要な腰紐や伊達締めなどの道具も、もちろんお店が用意してくれます。
ただし、髪飾りはプランによって別料金の場合があります。また、メイク道具は自分で用意する必要があります。レンタル着物は写真映えするので、いつもより少し華やかなメイクができるよう、リップやチークは持参しておくと良いですね。
2. 冬の寒さ対策や夏の暑さ対策に必要なもの
冬の上野散策は想像以上に冷えます。着物は首元や袖口が開いているので、風が入ってくると寒いです。ヒートテックなどの発熱インナー(襟ぐりが広いもの)を中に着ていくのが正解です。貼るカイロをお腹や背中に貼っておくのも効果的ですよ。
- 冬:襟の開いたインナー、レギンス、カイロ、大判ストール
- 夏:冷感スプレー、汗拭きシート、日傘、ハンディファン
夏場は逆に、浴衣でも暑さ対策が必須です。汗をかいてもいいように、薄手のキャミソールを着ておくと着物を汚さずに済みます。扇子や日傘はレンタルできる場合もありますが、数に限りがあるので持参した方が無難です。
3. 歩きやすい靴や補正用タオルの有無
着物に慣れていないと、草履での長距離移動は足が痛くなることがあります。写真を撮る時以外は履き慣れたスニーカーやブーツで移動する、というのも一つの手です。特にレトロな着物には、あえてブーツを合わせるスタイルも人気があります。
補正用のタオルは通常お店で用意してくれますが、自分の体型に合わせて多めに使いたい人は薄手のフェイスタオルを1枚持っていくと安心です。ウエストのくびれを埋めることで、着姿がより美しくなり、帯も安定して苦しくなりにくくなります。
上野の着物レンタルに関するよくある質問
最後に、上野で着物レンタルをする際によくある疑問をQ&A形式でまとめました。予約前に抱きがちな不安をここで解消しておきましょう。事前の準備がしっかりできていれば、当日は心置きなく楽しむことだけに集中できますよ。
1. 当日予約なしでも利用できる?
「急に予定が空いたから行きたい!」という場合、当日でも受け付けてくれるお店はあります。特に大手チェーン店は在庫が多いので対応可能なケースが多いです。ただし、桜のシーズンや休日などの繁忙期は、予約で埋まっている可能性が高いです。
確実にレンタルしたいなら、やはり事前予約が鉄則です。Web予約なら当日価格より安くなることも多いので、メリットしかありません。もし当日に思い立った場合は、直接お店に行く前に必ず電話で空き状況を確認することをおすすめします。
2. 自分の髪飾りを持ち込んでもいい?
お気に入りのヘアアクセサリーや、成人式で使った思い出の髪飾りを使いたい場合もありますよね。ほとんどのお店では、髪飾りの持ち込みは無料でOKです。むしろ、自分らしいオリジナリティが出せるので歓迎されることが多いです。
ただし、ヘアセットのスタイルによっては、持ち込んだ飾りがうまく付けられない場合もあります。着付けが始まる前のカウンセリングの時点で、「これを使いたいです」とスタッフさんに渡しておくと、それに合わせた髪型を作ってくれますよ。
3. 雨の日でもレンタルや散策は楽しめる?
せっかくの予約日が雨予報だとがっかりしますが、雨の日でもレンタルは可能です。雨傘のレンタルを行っているお店も多いですし、和傘を差しての撮影は逆に風情があって素敵です。雨に濡れた石畳などは、晴れの日には撮れない情緒的な写真になります。
- 雨コートのレンタルがあるか確認する
- アーケードのある商店街(アメ横など)を中心に回る
- 美術館や博物館など屋内施設を楽しむ
泥はねが気になる場合は、少し短めに着付けてもらうのも一つのテクニックです。汚してしまった場合の補償制度(安心パックなど)に加入しておけば、汚れを気にせず安心して楽しめます。数百円で入れる保険なので、雨の日は加入を強くおすすめします。
まとめ:お気に入りの着物で上野の街歩きを楽しもう
上野での着物レンタルについて、おすすめの店舗から楽しみ方まで詳しくご紹介してきました。浅草とは違った落ち着きと、レトロモダンな魅力が詰まった上野は、着物デビューにもぴったりの場所です。
自分に似合う一着を見つけて、プロに可愛くヘアセットしてもらえば、いつもの街歩きが特別なイベントに変わります。友達やパートナーと一緒に、歴史と文化が香る上野の街を、ぜひ着物姿で満喫してくださいね。きっと、カメラロールが素敵な笑顔でいっぱいになるはずです。
