40代の着物はショートヘアで粋に着こなす!美容院いらずのセルフアレンジと髪型マナーを紹介

40代になってから着物を着る機会が訪れたとき、ふと鏡を見て「今のショートヘアで着物は似合うのかな?」と不安になったことはありませんか?せっかくの晴れ舞台や楽しいお出かけなのに、髪が短いからといって諦めたり、無理に伸ばしたりする必要は全くありません。実は、40代の着物姿こそショートヘアが抜群に映える世代なのです。

この記事では、美容院に行かなくても自分でできるセルフアレンジの方法や、大人の女性として知っておきたい髪型マナーについて具体的にお話しします。わざわざウィッグを買ったり美容師さんに頼んだりしなくても、今のあなたの髪のままで十分に「粋」で素敵な着こなしが叶いますよ。40代の着物はショートヘアで粋に着こなすためのポイントを一緒に見ていきましょう。

目次

40代の着物はショートヘアこそ粋に見える理由

「着物といえば長い髪をアップにするもの」というイメージを持っていませんか?実はその思い込みを捨てると、ショートヘアならではの魅力が見えてきます。特に40代の女性にとって、ショートヘアは着物姿をより洗練された印象にしてくれる最強の武器になるのです。

長い髪を無理にまとめようとして疲れて見えてしまうよりも、潔いショートヘアの方がずっと若々しく、そして「粋」に見えることが多いんですよ。ここでは、なぜ40代のショートヘアが着物にこれほどまでに合うのか、その理由を紐解いていきます。

1. 首筋をすっきり見せて清潔感を出す効果

着物の美しさは、実は襟足から背中にかけてのラインにあると言っても過言ではありません。ショートヘアの最大の利点は、この一番美しい部分を隠さずに見せられることです。髪が邪魔をしないので、襟のラインが際立ち、後ろ姿に凛とした清潔感が生まれます。

特に40代になると、清潔感は何よりも大切な要素になりますよね。重たい髪で首元が隠れているよりも、すっきりと肌が見えている方が顔周りも明るく見えますし、全体のバランスが良く見えます。無理に後れ毛を出さなくても、そのままで十分に色気と品格を演出できるのがショートヘアの特権です。

2. 大人の女性ならではの余裕と個性を演出できる

若い頃のような可愛らしい盛り髪や、凝った編み込みは少し気恥ずかしく感じることはありませんか?ショートヘアで着物を着こなすと、それだけで「自分のスタイルを持っている人」という印象を周りに与えられます。飾りすぎないシンプルさが、かえって大人の余裕を感じさせるのです。

着物の柄や色が華やかでも、髪型がシンプルなら派手になりすぎず、とても良いバランスに落ち着きます。個性を大切にしつつ、頑張りすぎない自然体の美しさを表現できるのは、経験を重ねた40代だからこそ。ショートヘアは、そんなあなたの内面の魅力まで引き出してくれるヘアスタイルなんですよ。

3. 準備が手軽になり着物を着る頻度が増えるメリット

着物を着るとなると、着付けの予約に加えてヘアセットの予約もしなければならず、準備だけで疲れてしまうことがありますよね。でも、ショートヘアならその手間がぐっと減ります。美容院に行く時間とお金を節約できるので、もっと気軽に着物を楽しめるようになります。

準備のハードルが下がると、結婚式などの特別な日だけでなく、ちょっとしたランチや観劇にも着物で行こうかなという気持ちになれますよね。着物は着れば着るほど体に馴染み、着姿も美しくなっていくものです。ヘアセットの悩みがなくなることで、着物ライフがもっと身近で楽しいものに変わっていきますよ。

自分でセットする前のベース作りのポイント

「美容院に行かないと崩れやすいのでは?」と心配になるかもしれませんが、実は事前のベース作りさえしっかりしておけば大丈夫です。プロが仕上げたような持ちの良いスタイルを作るための鍵は、スタイリングを始める前の準備段階にあります。

どんなに素敵な髪飾りをつけても、髪の土台が整っていなければすぐにペタンとなってしまったり、生活感が出てしまったりします。忙しい朝でもここだけは外せない、美しい仕上がりのための下準備について確認していきましょう。

1. 根元から立ち上げてボリュームを出すブローの手順

まずは髪を濡らし、ドライヤーで乾かすところからスタートしましょう。この時、ただ乾かすのではなく、髪の根元に風を当ててしっかりと立ち上げることが重要です。特にトップの部分は、つむじの流れに逆らうように風を送ると、ふんわりとしたボリュームが出ます。

  • ドライヤー
  • ロールブラシ
  • ダッカール(髪留め)

髪が完全に乾いてからではクセがつきにくいので、少し湿っている状態から形を作るのがコツです。後頭部の丸みを意識してブローすると、横から見た時のシルエットが格段に美しくなりますよ。ペタンコ髪は老けて見える原因になりやすいので、ここは少し時間をかけて丁寧に行いましょう。

2. 艶とまとまりを出すスタイリング剤の選び方

40代の髪にとって「艶」は若々しさの象徴です。パサついた髪は疲れた印象を与えてしまうので、スタイリング剤選びは慎重に行いたいですね。着物の時は普段よりも少しセット力があり、かつ自然な艶が出るタイプのものを選びましょう。

  • ヘアオイル
  • ソフトワックス
  • ヘアバーム

オイルとワックスを手のひらで混ぜて使うのもおすすめです。オイルで艶を出しつつ、ワックスで動きをキープできるので、一石二鳥のテクニックと言えます。つけすぎるとベタついてしまうので、まずは少量を手に取り、手のひら全体によく伸ばしてから、髪の内側から揉み込むようにつけていきましょう。

3. 髪のパサつきを抑えて若々しく見せる事前ケア

着物を着る日が決まったら、その数日前からヘアケアに少し力を入れておくと当日の仕上がりが違います。特に毛先のパサつきは目立ちやすいので、トリートメントでしっかりと水分補給をしておきましょう。髪に潤いがあると、光が当たった時に天使の輪ができ、それだけで肌まで綺麗に見える効果があります。

  • 洗い流さないトリートメント
  • ヘアマスク
  • ナイトキャップ

寝ている間の摩擦もパサつきの原因になるので、枕カバーを変えたりナイトキャップを使ったりするのも良いですね。当日の朝、髪がしっとりとまとまっていると、アレンジの時間も短縮できますし、何より気分が上がります。土台となる髪のコンディションを整えることは、最高のおしゃれへの近道です。

ベリーショートでも着物に似合うセルフアレンジ術

「ベリーショートだとアレンジなんてできない」と思っていませんか?髪が短くても、少しの工夫で着物に似合う華やかなスタイルは作れます。むしろ短いからこそできる、クールでモダンな雰囲気はベリーショートならではの特権です。

ここでは、ゴムで結んだりピンで留めたりするのが難しい長さでも実践できる、簡単なアレンジ術をご紹介します。質感や毛流れを変えるだけで、いつものヘアスタイルが「着物仕様」に変身しますよ。

1. 襟足をタイトに抑えてメリハリをつける方法

ベリーショートを粋に見せる最大のポイントは、全体のシルエットにメリハリをつけることです。特に襟足部分は、スタイリング剤を使って首に沿うようにタイトに抑えましょう。ここが浮いていると寝癖のように見えてしまい、だらしない印象になってしまいます。

  • ハードスプレー
  • コーム(櫛)
  • ヘアジェル

襟足をタイトにすることで、トップのふんわり感がより強調されて頭の形が綺麗に見えます。ジェルを少しつけたコームで撫でつけるようにすると、崩れにくくツヤも出て一石二鳥です。首元がキュッと引き締まることで、着物の襟とのバランスも絶妙に良くなります。

2. 前髪の流し方ひとつで印象をガラリと変える

髪全体の長さが変えられない分、前髪のアレンジはとても重要です。おでこを出してすっきりとアップにするか、斜めに流してエレガントに見せるかで、顔の印象は大きく変わります。着物の雰囲気や、なりたいイメージに合わせて変えてみましょう。

  • ドライヤーで根元を立ち上げる
  • カーラーで毛先に丸みをつける
  • スプレーで毛流れを固定する

おでこを出すと、表情が明るく見えて快活で若々しい印象になります。一方、重めの前髪をサイドに流すと、落ち着いた女性らしい雰囲気が増しますね。どちらの場合も、目にかからないようにセットするのが、清潔感を保つための鉄則です。

3. オイルを使ってウェットな質感にしモダンに見せる

最近のトレンドでもある「濡れ髪」質感は、着物との相性も抜群です。特にベリーショートの場合、少しウェットな質感に仕上げることで、モードで洗練された雰囲気を演出できます。古臭くならず、今っぽいおしゃれな着こなしを目指すならぜひ試してみてください。

  • ヘアオイル
  • ジェルワックス

ただし、つけすぎには注意が必要です。あくまで「艶やかさ」を感じさせる程度に留め、ベタベタに見えないように量を調節しましょう。手櫛でざっくりと流れを作りながらスタイリングすると、程よい束感が出て立体的なヘアスタイルになりますよ。

ショートボブを華やかに見せる簡単テクニック

ショートボブは、アレンジの幅が広く、着物にも非常に合わせやすい長さです。そのまま下ろしても素敵ですが、少し手を加えるだけで、美容院でセットしたような華やかさが生まれます。不器用さんでも失敗しない、シンプルなテクニックを集めました。

コテやアイロンを使うのが苦手という方でも大丈夫です。基本の形を整えるだけで、上品さと可愛らしさを兼ね備えた大人のボブスタイルが完成します。特別な日のために、いくつかのパターンを持っておくと便利ですよ。

1. 毛先を内巻きにして上品な丸みを作る

着物には、直線的なスタイルよりも曲線的なシルエットの方が柔らかく優しい印象を与えます。ストレートアイロンやくるくるドライヤーを使って、毛先を軽く内側に巻いてみましょう。これだけで、古典的な着物にも似合う正統派の美しさが手に入ります。

  • ストレートアイロン
  • カールドライヤー
  • 大きめのマジックカーラー

毛先をワンカールさせるだけで、髪にまとまりが出てきちんと感が増しますね。特にボブの長さだと、顎のラインで揺れる毛先が女性らしさを強調してくれます。左右の長さを揃えるように意識すると、より端正な表情に仕上がりますよ。

2. サイドの髪を耳にかけて顔周りを明るく見せる

これは一番簡単で、かつ効果絶大なテクニックです。片方、もしくは両方のサイドの髪を耳にかけるだけで、顔周りがパッと明るくなり、すっきりとした印象になります。ピアスやイヤリングも見えやすくなるので、おしゃれ度がグンとアップします。

  • ヘアピン(隠しピン用)
  • ワックス(耳にかける部分に)

ただ耳にかけるだけだと落ちてきやすいので、耳の後ろで見えないようにヘアピンで留めておくと安心です。耳にかけることで「うなじ」のラインも強調され、着物ならではの色っぽさも演出できますね。左右非対称のアシンメトリーにすると、少しモダンで粋な雰囲気になります。

3. 表面の髪を少し巻いて動きを出す工夫

全体を巻くのは大変ですが、表面の髪を数束取って巻くだけなら短時間でできます。トップの表面にある髪を少しつまんで、コテで軽く巻いて動きを出してみましょう。これだけで、平面的なボブに奥行きが生まれ、華やかさがプラスされます。

  • 26mm〜32mmのコテ
  • ヘアクリップ(ブロッキング用)

巻いた後は、すぐにほぐさずに少し熱が冷めてから指で散らすのがポイントです。空気を含んだようなエアリーな質感が、着物の重厚感を和らげてくれます。全部を完璧に巻こうとせず、ランダムな動きを楽しむくらいの気持ちでやると、こなれた感じに仕上がりますよ。

美容院いらずで決まる髪飾りの選び方

セルフアレンジを成功させる最後の仕上げは、髪飾り選びにかかっています。ショートヘアの場合、髪飾りの存在感はロングヘア以上に大きくなります。選び方を間違えると、髪飾りが浮いてしまったり、子供っぽく見えてしまったりすることも。

40代のショートヘアに馴染む、上品で粋な髪飾りの選び方を知っておけば、シンプルなヘアスタイルでも一気に格上げできます。どんなアイテムを選べば失敗しないのか、具体的なポイントを見ていきましょう。

1. 40代のショートヘアに馴染むかんざしのサイズ感

ショートヘアに大きなかんざしを挿すと、頭が大きく見えてしまったり、バランスが悪くなったりしがちです。おすすめなのは、小ぶりで繊細なデザインのものや、足が短めのバチ型かんざしです。さりげなく光るくらいのサイズ感が、大人の品格を引き立てます。

  • 玉かんざし(小ぶりなもの)
  • パール付きのUピン
  • 短めのバチ型かんざし

一本挿すだけで「和」の雰囲気がグッと高まるのがかんざしの魅力です。耳の後ろあたりに斜めに挿すと、横顔や後ろ姿のアクセントになります。派手すぎないデザインを選ぶことで、着物の柄とも喧嘩せず、全体の調和が取れますよ。

2. バレッタを使って横顔にさりげないアクセントを加える

かんざしはハードルが高いと感じる方には、バレッタがおすすめです。普段使い慣れているアイテムなので扱いやすく、ショートヘアのサイドを留めるのにもぴったりです。和風のデザインだけでなく、べっ甲風やパールなど、洋風のデザインも意外と着物にマッチします。

  • べっ甲風バレッタ
  • パール並びのバレッタ
  • 細めのメタルバレッタ

耳上の髪を少しねじって留めたり、サイドの髪を抑える実用も兼ねて使ったりと、使い勝手は抜群です。あまり大きすぎず、細身のものを選ぶと洗練された印象になります。「着物だから和風でなきゃ」と固く考えすぎず、自分の好みに合う上品なものを選んでみてください。

3. 着物の色や柄と喧嘩しない髪飾りの色合わせ

髪飾りを選ぶ時、どの色にすればいいか迷いますよね。基本的には、着物や帯の中に使われている色から一色とると、全体に統一感が生まれて失敗しません。もしくは、着物の反対色(補色)をあえて選んで、コーディネートのアクセントにするという上級テクニックもあります。

  • 着物の地色に合わせる
  • 帯揚げや帯締めの色に合わせる
  • 顔映りの良い明るい色を選ぶ

例えば、紺色の着物なら、白や銀の髪飾りを合わせると涼やかで粋な印象になります。淡いピンクの着物なら、同系色のパールや、少し濃いめの赤紫などで引き締めると素敵です。全身を鏡で映して見た時に、髪飾りだけが浮いていないか確認してみてくださいね。

着物でのショートヘアに求められる髪型マナー

いくらおしゃれな髪型でも、TPOに合っていなければ台無しになってしまいます。特に着物の世界には、昔ながらのマナーや暗黙のルールが存在することも事実です。40代の大人の女性として、恥をかかないための最低限のマナーを押さえておきましょう。

「粋」であることと「マナー違反」は紙一重です。周囲への配慮を忘れず、場にふさわしい装いができることこそが、本当の意味での「粋な女性」の条件と言えるかもしれませんね。

1. お辞儀をした時に髪が顔にかからないための配慮

結婚式や式典、お茶席などでは、お辞儀をする機会が多くなります。そのたびに髪がバサッと顔にかかり、手で直す仕草はあまり美しいものではありません。ショートヘアの場合、サイドの髪が落ちてきやすいので注意が必要です。

  • スプレーで固める
  • ピンでしっかり留める
  • 耳にかける

特に食事の席などでは、髪を触った手で箸を持つのは衛生的にもマナー違反と見られることがあります。顔周りの髪は事前にしっかりと固定しておくか、落ちてこないようなスタイルにしておくのが、大人の嗜みであり優しさでもあります。

2. フォーマルな席でのアクセサリー素材のルール

着物の格(フォーマルかカジュアルか)によって、ふさわしい髪飾りの素材も変わります。結婚式の留袖や訪問着などの正礼装には、べっ甲、塗り、パール、金銀などの高級感のある素材が適しています。

  • べっ甲
  • 真珠(パール)
  • 金・銀
  • 漆塗り

逆に、プラスチック製や布製のカジュアルなヘアアクセサリー、キラキラしすぎるラインストーンなどは、フォーマルな場には避けたほうが無難です。カジュアルな小紋や紬で街歩きを楽しむ時なら、遊び心のある素材でも問題ありません。TPOに合わせて使い分けることが大切です。

3. 食事の席でも清潔感を保つためのスタイリング

楽しい食事の席で、髪の毛が気になって会話に集中できないのは残念ですよね。また、香りの強いスタイリング剤は、繊細な日本料理の香りを邪魔してしまうことがあるので避けるべきです。

  • 無香料のスタイリング剤を選ぶ
  • 微香性のものを選ぶ
  • 食事前に髪の乱れをチェックする

清潔感は、同席する方への何よりのおもてなしになります。テーブルにフケや髪の毛が落ちないように気を配るのもマナーの一つ。事前にしっかりとケアをして、当日は安心して食事や会話を楽しめるように準備しておきましょう。

ペタンコ髪や白髪を目立たせないひと工夫

40代になると、髪のボリュームダウンやちらほら見える白髪など、髪の悩みも増えてきますよね。ショートヘアだと、そういった悩みが露骨に見えてしまうのではないかと心配になるかもしれません。でも、ちょっとした工夫で上手にカバーすることができます。

悩みを隠すだけでなく、それを逆手にとってスタイルアップにつなげるテクニックがあります。若々しく、自信を持って着物を着こなすための、お助けアイディアをご紹介します。

1. マジックカーラーを使ってトップをふんわりさせる

トップがペタンとしていると、どうしても寂しい印象になり、老けて見えがちです。そこで活躍するのがマジックカーラー。メイクをしている間や着付けをしている間に、トップの髪を数個カーラーで巻いておくだけで、見違えるようなボリュームが出ます。

  • 直径30mm〜40mmのマジックカーラー
  • キープスプレー

外した後は手櫛で空気を入れるようにほぐし、スプレーで根元を固定しましょう。これだけで視線が上にいき、顔のリフトアップ効果も期待できます。美容院に行かなくても、自宅にある道具で簡単にできるボリュームアップ術です。

2. 分け目をジグザグにとって地肌を隠すテクニック

分け目がぱっくりと一直線に見えていると、地肌が目立ち、白髪も発見されやすくなってしまいます。コームの柄などを使って、分け目をジグザグに取ってみてください。これだけで地肌が隠れ、トップに自然な立ち上がりが生まれます。

  • テールコーム(柄の細い櫛)
  • 指先

きっちりと分けすぎない「曖昧さ」が、今の時代の空気感にも合っていますし、若々しさのポイントにもなります。直線の分け目は白髪の「道」を作ってしまうようなもの。ジグザグにすることで髪が重なり合い、白髪を自然にカバーする効果もありますよ。

3. 一時的な白髪隠しアイテムを上手に活用する

「出かける直前に白髪を見つけてしまった!」という時でも慌てないでください。今は便利な一時的な白髪隠しアイテムがたくさんあります。マスカラタイプやファンデーションタイプなど、気になるところにサッと塗るだけでカバーできるので、ポーチに一つ入れておくと安心です。

  • ヘアマスカラ
  • ヘアファンデーション
  • カラースプレー

美容院で染める時間がなくても、これさえあればその場を凌げます。特にショートヘアは生え際が見えやすいので、こめかみや耳周りを重点的にチェックしておきましょう。完璧を目指さなくても、目立つところだけカバーできれば、清潔感は十分に保てます。

ショートヘアの着物姿を引き立てるメイクのコツ

髪型が決まったら、次はメイクです。ショートヘアは顔全体がはっきりと見える分、メイクのバランスがとても重要になります。普段の洋服の時と同じメイクでは、着物のボリュームや色柄に負けてしまい、顔色が悪く見えてしまうことも。

着物ならではの華やかさを出しつつ、40代らしい品のある顔立ちを作るにはどうすればいいのでしょうか。ショートヘアの魅力を最大限に引き立てる、着物メイクのポイントをお伝えします。

1. 髪が短い分だけ重要になる眉の描き方

ショートヘアで着物を着ると、眉毛の印象が強くなります。前髪を上げたり流したりする場合は尚更です。普段よりも少し丁寧に、そして少しだけしっかりと描くことを意識しましょう。

  • 緩やかなアーチを描く
  • 眉尻をすっと細く流す
  • 髪色よりワントーン明るい色を選ぶ

細すぎたり角度がきつすぎたりする眉は、きつい印象を与えてしまいがちです。和装には、笹の葉のようななだらかで太さのある眉が似合います。眉が決まれば顔全体が引き締まり、凛とした「粋」な表情が生まれますよ。

2. 顔色を明るく見せるリップカラーの選び方

着物は洋服に比べて面積が広く、色も鮮やかなことが多いです。そのため、口元に色味がないと顔色が悪く見えてしまいます。40代の肌を明るく見せるためには、血色感のあるリップカラーを選ぶことが大切です。

  • ローズ系ピンク
  • 落ち着いたレッド
  • コーラルピンク

ベージュ系やヌーディーすぎる色は、着物の時は避けたほうが無難です。「少し派手かな?」と思うくらいの色でも、着物を着てみると意外としっくり馴染みます。輪郭をリップブラシで丁寧に取ると、きちんと感が出て上品な仕上がりになります。

3. ノーメイクに見えないための肌作りのバランス

「ナチュラルメイク」と「手抜きメイク」は違います。特に着物の時は、肌の質感を整えることが何よりも大切です。厚塗りをする必要はありませんが、くすみや色ムラはコンシーラーなどでカバーし、陶器のようなセミマットな肌を目指しましょう。

  • コントロールカラー下地
  • フェイスパウダー
  • ハイライト

ツヤツヤすぎる肌は、着物の時は「テカリ」に見えてしまうことがあります。パウダーで程よく抑えつつ、高い位置にハイライトを入れて立体感を出すのがコツです。首筋までおしろいを薄くはたいておくと、顔と首の色が馴染んで、後ろ姿も美しくなりますよ。

髪型に合わせて「粋」を完成させる襟の抜き方

ヘアスタイルとメイクが完璧でも、着付けのバランスが悪ければすべてが台無しになってしまいます。特にショートヘアの場合、「襟の抜き方(衣紋の抜き具合)」が全体の印象を大きく左右します。

首元がすっきりしているショートヘアだからこそ、襟の抜き加減で「粋」にも「野暮」にもなってしまうのです。美容師さんではなく自分で着る時や、着付けてもらう時にリクエストする際の参考にしてください。

1. ショートヘアとのバランスが良い衣紋の抜き加減

ショートヘアの場合、長い髪で隠れることがないため、襟を抜きすぎると背中が丸見えになってしまい、だらしなく見えることがあります。逆に詰まりすぎていると、窮屈で子供っぽい印象になります。

  • こぶし一つ分を目安にする
  • 首の付け根の骨が見えるくらい
  • 少し控えめに抜くのが粋

一般的には「こぶし一つ分」と言われますが、ショートヘアの場合はそれよりも気持ち控えめにすると、上品で知的な色気が出ます。鏡で横からの姿を確認し、首筋がきれいに見える絶妙なラインを探してみてください。

2. 首の長さを強調してスタイル良く見せるコツ

襟足がすっきりしているショートヘアは、首を長く見せる効果があります。これをさらに活かすためには、襟を後ろに抜くだけでなく、前の合わせをゆったりとさせることも大切です。

  • 喉のくぼみが見えるくらいに合わせる
  • V字のラインを鋭角にする

前の襟合わせが詰まっていると首が短く見えてしまいます。鎖骨の間のくぼみが少し見えるくらいにゆったりと合わせると、首が長くスラリとして見え、全身のスタイルアップにつながります。着物姿がかっこいい人は、この「首の見せ方」がとても上手なんですよ。

3. 半衿の柄を少し見せて顔周りを華やかにする

シンプルなショートヘアには、半衿で遊び心をプラスするのもおすすめです。真っ白な半衿も素敵ですが、刺繍が入ったものや色柄のついた半衿を少し多めに見せることで、顔周りが一気に華やかになります。

  • 刺繍半衿
  • 色半衿
  • レース半衿

髪飾りを控えめにする分、半衿でおしゃれを楽しむという引き算の美学です。特に40代は、顔に近い部分に明るい色や光沢を持ってくると、レフ板効果で顔色が良く見えます。着物のおしゃれは「衿元」から。ぜひ自分らしい組み合わせを楽しんでみてください。

まとめ

40代のショートヘアは、着物を着る上で決してマイナス要素ではなく、むしろ大人の魅力を最大限に引き出すプラスの要素です。美容院に行かなくても、事前のケアとちょっとしたアレンジテクニック、そしてマナーを押さえておけば、誰でも自信を持って着物を楽しむことができます。

  • ショートヘアは首筋を見せて清潔感と色気を両立できる
  • トップのボリュームと毛先の艶が若見えのカギ
  • 髪飾りは小ぶりで上質なものを選び引き算のおしゃれを
  • 襟の抜き加減で「粋」なバランスを調整する

「髪が短いから」と躊躇していたのが嘘のように、ショートヘアでの着物姿が楽しみになってきませんか?次の休日は、ぜひお気に入りの着物に袖を通し、あなたらしい粋なスタイルで出かけてみてください。きっと新しい自分に出会えるはずです。

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