浴衣は古典柄が一番かわいい!古臭く見えない今っぽいコーディネート術を解説

「今年の夏こそは浴衣を着てお出かけしたい!」そう意気込んでお店やネットを見てみたものの、たくさんの柄があって迷ってしまいませんか?特に「古典柄」は素敵だけれど、「なんだか古臭く見えそう」「旅館の寝間着みたいになったらどうしよう」と不安に感じる方も多いはずです。

でも実は、浴衣こそ古典柄が一番かわいくて、今のトレンドにも合わせやすいのをご存知でしたか?昔ながらのデザインには、日本人を美しく見せるための工夫がたくさん詰まっているんです。

この記事では、そんな古典柄浴衣を、古臭く見せずに「今っぽく」着こなすためのコーディネート術をたっぷりとご紹介します。これを読めば、きっと自信を持ってお気に入りの一枚を選べるようになりますよ。

目次

浴衣は古典柄が一番かわいい!今、おしゃれな人がこぞって選ぶ3つの理由

「トレンドの柄も気になるけれど、やっぱり王道の古典柄が気になる」というおしゃれさんが増えています。なぜ今、あえて昔ながらのデザインが選ばれているのでしょうか?

実は、古典柄には「ただ古いだけ」ではない、今の時代だからこそ響く魅力がたくさんあるんです。まずはその理由を3つに絞って見ていきましょう。

レトロブームで再注目される「大正ロマン」な世界観

最近、喫茶店や純喫茶など「昭和レトロ」や「大正ロマン」な雰囲気が若い世代を中心に大人気ですよね。その流れで、浴衣も現代的な柄より、少し懐かしさを感じるデザインが注目されています。

古典柄の浴衣は、着るだけで映画の主人公になったような独特の世界観を作ってくれます。流行のアンティーク着物のように、物語性を感じさせる装いができるのが最大の魅力かもしれません。

日本人女性の肌を一番きれいに見せてくれる「色と柄」のマジック

昔から受け継がれてきた古典柄は、日本人の肌色や体型を研究し尽くして作られたデザインといっても過言ではありません。顔色をパッと明るく見せてくれる色使いや、華奢に見せる柄の配置など、計算され尽くした美しさがあります。

「なんだかこの浴衣を着ると美人に見える」と感じたなら、それは古典柄の魔法かもしれません。流行のデザインも素敵ですが、自分本来の魅力を引き出してくれるのは、案外古典柄だったりするのです。

流行り廃りがないから、帯を変えれば何年も着回せる

洋服のトレンドと同じで、浴衣にもその年ごとの流行り廃りがあります。でも、何百年も愛されてきた古典柄には、流行という概念がありません。

今年買ったお気に入りの一枚を、来年も再来年も、帯や小物を変えるだけで新鮮な気持ちで着られます。「良いものを長く大切に着たい」という今のサステナブルな気分にもぴったりですね。

そもそも浴衣の「古典柄」とはどんなデザイン?人気の種類をチェック

「古典柄」と一口に言っても、実はとてもたくさんの種類があります。それぞれの柄には、着る人の幸せを願う素敵な意味が込められているのをご存知でしょうか?

ここでは、特によく見かける人気の古典柄をジャンルごとに整理してみました。意味を知ってから着ると、より一層愛着が湧いてくるはずです。

【植物の柄】椿(つばき)・撫子(なでしこ)・朝顔の意味と魅力

お花をモチーフにした柄は、女性らしさを引き立ててくれる一番人気のデザインです。

代表的な植物の柄

  • 椿(つばき)
  • 撫子(なでしこ)
  • 朝顔(あさがお)

椿は「発展」や「長寿」を意味し、ぽってりとしたフォルムがレトロでかわいい印象を与えます。撫子は「大和撫子」の言葉通り、奥ゆかしさや優美さを象徴する柄ですね。

朝顔は、夏を代表する花として涼やかさを演出してくれます。「固い絆」という意味もあり、デートで着るのにもぴったりなロマンチックな柄なんです。

【生き物の柄】金魚・蝶(ちょう)・燕(つばめ)が持つ涼しさ

植物だけでなく、生き物をあしらった柄も浴衣ならではの遊び心があって素敵です。

代表的な生き物の柄

  • 金魚(きんぎょ)
  • 蝶(ちょう)
  • 燕(つばめ)

水の中を優雅に泳ぐ金魚は、見ているだけで涼しい気分にさせてくれます。「豊かさ」の象徴でもあり、赤い金魚柄は特に可愛らしさが際立ちます。

蝶は「変化」や「美」を表し、大人っぽい雰囲気にしたい時におすすめです。燕は「幸福を運ぶ」と言われていて、流れるようなラインが着姿をスラリと見せてくれます。

【幾何学模様】麻の葉・矢絣(やがすり)・七宝などの伝統的な形

お花や生き物とは違い、図形を組み合わせた幾何学模様は、シンプルで粋な着こなしが叶います。

代表的な幾何学模様

  • 麻の葉(あさのは)
  • 矢絣(やがすり)
  • 七宝(しっぽう)

麻の葉は、成長が早いことから「子供の健やかな成長」を願う柄ですが、大人が着るとモダンで知的な印象になります。矢絣は「出戻らない」という意味から結婚式の縁起物としても有名ですね。

円が重なり合う七宝は、「円満」や「調和」を表すおめでたい柄です。柄自体にインパクトがあるので、色使いによってはとても現代的なアートのように見えます。

なぜか「古臭い」に見えてしまう…古典柄で失敗する人の共通点

「古典柄を着てみたら、なんだかおばあちゃんみたい…」鏡を見てそうガッカリした経験はありませんか?実は、柄そのものが悪いのではなく、着方や合わせ方に原因があることが多いんです。

ここでは、古典柄を着る際についやってしまいがちなNGポイントをチェックしていきましょう。これさえ避ければ、失敗のリスクはぐっと下がりますよ。

サイズ感が合っていないと「旅館の寝間着」に見えるリスク

一番の落とし穴は、サイズ感です。特に「おはしょり」の処理がうまくいっていなかったり、丈が短すぎたりすると、とたんに「旅館の浴衣」っぽさが出てしまいます。

逆に、身幅が余りすぎてダボっとしているのも、だらしない印象を与えてしまいます。自分の体にピシッと合ったサイズを着るだけで、きちんと感が出て「よそ行き」の雰囲気になります。

メイクや髪型まで「昭和」のままだと地味すぎてしまう

古典柄は伝統的なデザインだからこそ、ヘアメイクまで伝統的にしすぎると、タイムスリップしてきた人のようになってしまいます。

黒髪をきっちり結い上げて、メイクも薄め…というのは、日本舞踊の発表会なら素敵ですが、街歩きには少し重たいかもしれません。今の時代の空気を、顔まわりに取り入れる意識が大切です。

帯の位置が低すぎると、全体が老けた印象になる

帯を結ぶ位置も重要です。着物は年齢が上がるにつれて帯の位置を下げていくのが一般的ですが、浴衣で若々しく見せたいなら、やや高めの位置で結ぶのが正解です。

帯が下がっていると重心が下がり、どうしても老けて見えたり、スタイルが悪く見えたりしてしまいます。胸の下あたりでキュッと締めることで、足長効果も期待できますよ。

古典柄でも古臭く見えない!今っぽさを出す「色合わせ」のコツ

「じゃあ、どうすれば今っぽくなるの?」その答えの一つは、色の選び方にあります。

昔ながらの柄でも、配色のルールを少し変えるだけで、驚くほど洗練された印象になります。すぐに実践できる色合わせのテクニックを見ていきましょう。

派手すぎない「くすみカラー」を取り入れてトレンド感を出す

原色の赤や青といった「いかにも」な色よりも、少しグレーがかった「くすみカラー」を選ぶのが今のトレンドです。

おすすめのくすみカラー

  • くすみピンク
  • モカブラウン
  • ピスタチオグリーン

たとえば、古典的な花柄でも、ベースの色が落ち着いたベージュやグレーなら、ぐっと大人っぽく馴染みます。鮮やかすぎない色は肌馴染みも良く、写真に撮った時も柔らかい雰囲気になります。

帯と下駄の色をリンクさせて、全身に統一感を作る

コーディネートがごちゃごちゃして見えると、野暮ったさの原因になります。そこで意識したいのが、小物の色をリンクさせることです。

帯の色と下駄の鼻緒の色を合わせるだけで、全体にまとまりが生まれます。もしバッグを持つなら、その色も揃えるとさらにおしゃれ上級者に見えますよ。

あえてワントーンでまとめる「淡色コーデ」で儚げな雰囲気に

おしゃれなインスタグラマーさんの間で人気なのが、全身を淡い色で統一する「淡色(たんしょく)コーデ」です。

白地の浴衣に生成りの帯、ベージュの小物といった具合に、コントラストをあまりつけない着こなしです。古典柄の強さが和らぎ、優しく儚げな、今どきの可愛らしさを演出できます。

印象がガラリと変わる!脱・地味見えするための「帯」の選び方

浴衣のコーディネートの要とも言えるのが「帯」です。同じ浴衣でも、帯を変えるだけで「キュート」にも「シック」にも変身できるんです。

昔ながらの硬い帯も素敵ですが、最近はもっと自由で扱いやすい帯がたくさん登場しています。帯選びで周りと差をつけるポイントをご紹介します。

初心者でも扱いやすい「兵児帯(へこおび)」でふわふわ感をプラス

最近の浴衣トレンドで欠かせないのが、くしゅくしゅとした素材の「兵児帯(へこおび)」です。元々は子供や男性が使うものでしたが、今は大人の女性向けのおしゃれなものがたくさんあります。

結び方が簡単で、リボン結びにするだけでボリュームが出て華やかになります。古典柄のきっちりした印象に、兵児帯の柔らかさが加わることで、絶妙な「抜け感」が生まれるんです。

古典柄×レース飾りの組み合わせで「甘辛ミックス」を作る

「古典柄は渋すぎるかも」と心配な方におすすめなのが、レース素材のアイテムを足すテクニックです。

レースの取り入れ方

  • プチ兵児帯として帯に重ねる
  • 帯の下に挟んで裾からチラ見せする
  • 帯揚げのように結ぶ

帯の上にレースの飾り帯を重ねるだけで、一気にガーリーな雰囲気がプラスされます。伝統的な和のテイストと、洋風のレースを組み合わせる「和洋ミックス」は、今一番熱いスタイルです。

着物風に見せるなら「帯締め」や「帯留め」をアクセントにする

浴衣をワンランク上の「着物」のように着こなしたいなら、帯締め(おびじめ)を使ってみましょう。

帯の真ん中に一本紐が通るだけで、全体が引き締まり、高級感が出ます。ガラス玉やパールなどの帯留め(おびどめ)を添えれば、まるでジュエリーをつけたような華やかさも楽しめます。

周りと差がつく!バッグや足元で遊ぶ「小物」の合わせ方

浴衣を着る時、意外と悩むのがバッグや靴のこと。「浴衣専用のものを買わなきゃいけないの?」と思っていませんか?

実は、普段使っているアイテムをうまく活用することで、より自分らしく、今っぽいスタイルが作れるんです。自由な発想で小物を合わせてみましょう。

定番の巾着ではなく「かごバッグ」や「クリアバッグ」を持つ

和柄の巾着袋も風情がありますが、あえて洋服の時に使うバッグを合わせるのが今流です。

おすすめのバッグ

  • かごバッグ
  • クリア素材のバッグ
  • ビーズバッグ

夏らしいかごバッグは浴衣との相性が抜群で、収納力も高いので実用的です。中身が透けて見えるクリアバッグなら、涼しげでモダンな印象になりますね。

下駄が痛いなら「サンダル」や「ブーツ」を合わせてもOK?

「下駄は鼻緒が擦れて痛くなるから苦手…」という方も多いですよね。無理をして痛い思いをするより、履き慣れたサンダルを合わせても全然OKなんです。

特にレザーのサンダルや、厚底のスポーツサンダルを合わせるスタイルも増えています。さらに個性的にするなら、レースアップブーツやスニーカーを合わせて、大正ロマン風やストリート風に着崩すのもアリですよ。

「レースの手袋」や「帽子」を足して大正ロマン風に仕上げる

もっとファッションを楽しみたいなら、顔まわりや手元にも小物を足してみましょう。

レースの手袋をつけると、クラシカルで上品な令嬢風の装いになります。カンカン帽やベレー帽をかぶれば、日除けになるだけでなく、視線が上に集まってスタイルアップ効果も狙えます。

浴衣の柄に負けない!古典柄がもっと映える「ヘアメイク」の魔法

せっかく素敵な浴衣を着ても、ヘアメイクが手抜きだと台無しになってしまいます。古典柄の存在感に負けない、でも古臭くならないバランスが大切です。

美容院に行かなくても、自分で簡単にできる「今っぽヘアメイク」のポイントを押さえておきましょう。

きっちりまとめすぎない「後れ毛」たっぷりのヘアアレンジ

髪をまとめる時は、表面をツルッと固めすぎないのがポイントです。手ぐしでざっくりとまとめ、顔まわりや襟足に「後れ毛」をたっぷり出しましょう。

この「ゆるさ」が、古典柄の堅苦しさを中和してくれます。オイルやバームをつけて濡れたような質感にすると、色っぽさもプラスされて素敵です。

髪飾りは「パール」や「ドライフラワー」で洋風の要素を入れる

和風のつまみ細工の髪飾りも可愛いですが、今っぽさを出すなら洋風の素材を選んでみてください。

おすすめの髪飾り

  • 大粒パールのピン
  • ドライフラワーのヘッドドレス
  • ベルベットのリボン

パールをランダムに散らしたり、ドライフラワーをあしらったりすると、ナチュラルで優しい雰囲気になります。大きなリボンをつけると、ハイカラな女学生のような可愛らしさが出ますよ。

リップやチークでしっかり「血色感」を出して顔色を明るくする

浴衣、特に古典柄は色が濃いものが多いので、メイクが薄いと顔が負けてしまいます。いつもより少し濃いめを意識して、血色感を足しましょう。

リップは浴衣の柄に使われている一色を選ぶと、統一感が出ます。チークを少し高めの位置に入れると、上気したような可愛らしい表情になり、浴衣デートにもぴったりです。

【なりたい雰囲気別】あなたに似合うおすすめの古典柄コーデ例

ここまで色々なテクニックを紹介してきましたが、「結局、自分には何が似合うの?」と迷ってしまうかもしれません。

そこで、なりたいイメージに合わせておすすめの組み合わせをまとめてみました。自分にぴったりのスタイルを見つけてみてください。

なりたい雰囲気おすすめの浴衣帯の合わせ方ポイント
大人上品紺地 × 白抜きの柄生成りやからし色の帯王道こそ最強。うなじを綺麗に見せて凛とした印象に。
可憐・キュート赤・ピンク × 椿柄白やパステルの兵児帯ふわふわの帯結びで甘さをプラス。守ってあげたい雰囲気に。
個性的・モダン大きな幾何学模様ビビッドカラーの帯コントラストを効かせてアートな雰囲気に。帽子やブーツも合う。

大人っぽく上品に見せたいなら「紺地×白抜き」の王道スタイル

「紺地に白」の浴衣は、日本人の肌を最も美しく見せると言われる永遠の定番です。夜の暗がりでも白く浮き上がる柄が、艶やかな雰囲気を醸し出します。

帯には黄色やからし色を合わせると、互いの色を引き立て合ってメリハリがつきます。彼とのデートや、しっとりとしたお祭りデートに最適です。

可愛らしさを全開にするなら「赤やピンクの椿柄×白帯」

女の子らしい可愛さを楽しみたいなら、やっぱり赤やピンクが入った柄が一番です。中でも椿柄は、丸いフォルムが愛らしく、レトロポップな印象になります。

白い帯や淡い色の兵児帯を合わせると、全体がパッと明るく柔らかい雰囲気になります。友達と双子コーデで着るのも可愛いですね。

個性的でモダンな印象なら「大きな幾何学模様×ビビッドカラー」

「人と同じはイヤ!」という方は、柄が大きく大胆な幾何学模様にチャレンジしてみてください。

帯にもあえて強い色を持ってくることで、モードで洗練された印象になります。アクセサリーを大ぶりにしたり、個性的なバッグを持ったりしても、柄が強いのでバランスよくまとまります。

自分にぴったりの一枚に出会うには?失敗しない浴衣の探し方

最後に、運命の一枚に出会うための探し方のヒントをお伝えします。

最近はネットで気軽に買えるようになりましたが、失敗しないためにはいくつかのチェックポイントがあります。後悔しないお買い物のために、ぜひ覚えておいてください。

ネット通販で買うときは「モデルの身長」と「実寸」を必ず確認

ネット通販の写真はとても素敵に見えますが、モデルさんの身長と自分の身長が違うと、柄の出方が変わってしまうことがあります。

特に背が高い方や小柄な方は、着丈や裄丈(ゆきたけ)の実寸をしっかりチェックしましょう。「フリーサイズ」と書かれていても、メーカーによって大きさはまちまちなので注意が必要です。

リサイクルショップや古着屋なら、掘り出し物のレアな柄が見つかるかも

新品も良いですが、リサイクル着物ショップや古着屋さんを覗いてみるのもおすすめです。昔の本物の古典柄浴衣が、驚くほどリーズナブルに手に入ることがあります。

今の大量生産品にはない、手の込んだ染めや珍しい柄に出会えるかもしれません。「宝探し」感覚でお店を巡るのも、浴衣選びの楽しみの一つです。

実際に顔に当ててみて「顔色がくすまないか」をチェックする

もし可能なら、実際に羽織ってみて鏡で顔映りを確認するのがベストです。同じ「紺色」でも、青みが強いものと黒に近いものとでは、似合うかどうかが全く違います。

顔の近くに柄を持ってきた時、顔色が明るく見えるか、それともくすんで見えるか。自分の肌の色に寄り添ってくれる色が、あなたにとっての「正解」の浴衣です。

おわりに

「古典柄は古臭いかも」という心配、もう吹き飛んだのではないでしょうか?

日本の伝統的なデザインである古典柄は、着る人の魅力を引き立てるための知恵が詰まった、いわば「最強の勝負服」です。色合わせや小物の選び方を少し工夫するだけで、誰よりも今っぽく、そして上品に着こなすことができます。

今年の夏は、ぜひあなたらしい古典柄の浴衣を身にまとって、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね。きっと、新しい自分に出会えるはずですよ。

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